「事故のようだ」 五輪優勝候補スペイン、日本と1-1ドローに韓国紙が“予想外”強調
EUROに出場した選手6人を擁するなど強力陣容のスペインは日本に引き分け決着
東京五輪に出場するU-24日本代表は17日、国際親善試合でU-24スペイン代表と対戦。前半42分にMF久保建英のドリブル突破からMF堂安律が豪快に先制弾を決め、試合は強豪相手に1-1の引き分けで終えた。韓国紙は「事故のようだ」と皮肉気味に結果を伝えている。
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欧州選手権(EURO)でも主力だったGKウナイ・シモンやFWダニ・オルモが先発出場したスペインは、五輪の本大会でも金メダル候補の一角に挙げられている。序盤からスペインが優勢に試合を進め、日本は思うように攻撃の形を作れなかったものの、前半42分、久保の個人技からチャンスを作る。マーカーと競り合いながら久保が左サイドのタッチライン際をドリブル突破。中央にマイナスのパスを通すと、走り込んだ堂安が左足でニアサイド上を射抜いて日本が先制した。
両チームがメンバーを大幅に入れ替えた後半も善戦していた日本だったが、同33分に失点。本大会直前に“大金星”獲得とはならなかったが、世界の強豪相手に十分渡り合えることを示した。
韓国紙「朝鮮日報」は「事故のようだ。日本、1-1で優勝候補スペインに引き分け」と見出しを打ち、日本が東京五輪前ラストのテストマッチで、スペインとドローで終えた結果を伝えている。
「スペインは五輪出場国16チーム中、ブラジルとともに最も優れたチームだ。EURO2020に出場したA代表選手6人を擁している。そのなかで、日本は前半42分にドウアンの素晴らしい左足ゴールで先手を取った。前半はほぼ対等で、ゴール決定力では日本が上回った。後半は大幅にメンバーを入れ替え、同33分に同点ゴールを奪われるなど、主導権を握られて苦戦した」
ボール支配率はスペインの63.8%、日本の36.2%。シュート数も13対10とスペインがリードしていながら、結果はドローだったことは韓国メディアには意外に映ったのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)