U-24日本代表、スペイン戦出場全20選手「パフォーマンス査定」 無敵艦隊に渡り合ったのは?
“勝負強さ”を見せつけた堂安、久保のチャンスを嗅ぎ分ける力も光る
<DF>
■中山雄太(ズウォレ)=★★☆☆☆(←後半35分IN)
左サイドバックに入り攻守に関与するも、10分ほどの出場時間でインパクトを残せなかった。本大会初戦の南アフリカ戦に向けてアピール不足に終わった感は否めない。
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■橋岡大樹(シント=トロイデン)=★★☆☆☆(←ハーフタイムIN)
相手への深いタックルからボール奪取へつなげるなど、守備面では気迫のこもったプレーを披露。一方、攻め上がる機会は限られ、持ち前の積極的なオーバーラップは影を潜めた。
■町田浩樹(鹿島アントラーズ)=★★☆☆☆(←ハーフタイムIN)
クロスへの対応、スペースへのカバーリングなど、状況に応じて的確な判断は見られたが、やや慎重だった印象も。前に出てボールを奪い、縦に持ち運べるようなプレーがあればなお良かった。
■瀬古歩夢(セレッソ大阪)=★★★☆☆(←ハーフタイムIN)
自陣ゴール前で相手のボールを跳ね返すだけでなく、前に出てボールを奪おうとする意欲も示し、対人プレーでは堂々と渡り合うシーンも見せた。
<MF>
■遠藤 航(シュツットガルト)=★★★☆☆(→ハーフタイムOUT)
板倉と2ボランチを形成したこの試合の序盤、プレスがはまらず持ち前の”デュエル”が影を潜めるも、ポジショニングを変えながら難局を乗り切る。日本が攻勢に転じ始めた前半終盤には攻撃にも加担した。
■板倉 滉(フローニンゲン)=★★★☆☆
立ち上がりにプレスを簡単にはがされ攻め込まれるシーンが散見も、時間の経過とともに改善。相手のペースが徐々に落ちてきた後半は崩れず、及第点のプレーを見せていた。
■相馬勇紀(名古屋グランパス)=★★★☆☆(→後半35分OUT)
攻守に動き回り、守備ではフィジカルで上回る相手に対しても果敢にチャレンジ。攻撃の局面でも積極的にボールへ関与する姿は見られたが、やや精度を欠いた印象は否めない。
■堂安 律(PSV)=★★★★★(→ハーフタイムOUT)
久保のクロスを受けて、左足で強烈な先制弾をマーク。”金メダル候補”のスペインから奪ったゴールであるのはもちろん、限られたチャンスを確実にモノにしたその勝負強さも特筆に値した。
■久保建英(レアル・マドリード)=★★★★☆(→後半21分OUT)
ボールを思い通りに持たせてもらえない展開のなか、スペースでパスを引き出し、局面を打開しようとする姿勢を感じさせた。攻撃の局面における技術の高さやチャンスを嗅ぎ分ける力は、やはりこのチームに欠かせない。