U-24日本代表、スペイン戦出場全20選手「パフォーマンス査定」 無敵艦隊に渡り合ったのは?
U-24スペイン代表に1-1ドロー 出場した五輪登録メンバー20選手を5段階査定
東京五輪のグループリーグ初戦を5日後に控えたU-24日本代表は17日、ノエビアスタジアム神戸でU-24スペイン代表との国際親善試合に臨み1-1で引き分けた。勝利こそ逃したものの、“金メダル候補”と言われる強豪国相手に善戦を演じたなか、各選手はどのようなパフォーマンスを見せたのか。出場20選手を5段階評価(最高が五つ星=★★★★★)で査定した。
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<GK>
■谷 晃生(湘南ベルマーレ)=★★★☆☆(→ハーフタイムOUT)
FWラファ・ミルに強烈な一撃を浴びた前半14分のシーンでは、冷静なセービングで阻止。ピンチの局面でも、冷静に立ち振る舞う姿が印象的だった。
■大迫敬介(サンフレッチェ広島)=★★★☆☆(←ハーフタイムIN)
後半13分にFWブライアン・ヒルの決定的シュートを阻止するなど、何度か見せ場を作る。レギュラー争いへの立場を劇的に変えるほどではなかったが、次につながるパフォーマンスだった。
(出場なし)
鈴木彩艶(浦和レッズ)
<DF>
■酒井宏樹(浦和レッズ)=★★★★☆(→ハーフタイムOUT)
FWダニ・オルモやDFフアン・ミランダの突破力に屈せず、球際で持ち堪える守備が光った。相手の隙を突いた攻撃参加での存在感を示し、前半34分には吉田からのロングフィードから際どいクロスを供給する場面も。
■吉田麻也(サンプドリア)=★★★★☆(→ハーフタイムOUT)
スペインの攻勢を受けても慌てず、手堅い守備で最終ラインに”穴”をあけなかった。百戦錬磨のベテランとして、本大会でも経験値を生かしたプレーに期待が懸かる。
■旗手怜央(川崎フロンターレ)=★★★☆☆
守備に多くの時間を費やすも、前後半を通じて致命的なミスはなかった。ゴール前で相手の強烈なシュートを弾き返すなど、これまでよりもワンランクレベルが上がった相手にも闘えることを示した。
■冨安健洋(ボローニャ)=★★★★☆(→ハーフタイムOUT)
191センチの長身を誇るFWラファ・ミルとのマッチアップでは引けを取らず、対人の勝負では力強さを披露。状況に応じて自陣左サイドのスペースをカバーするなど、気の利いた働きも光った。