「神戸での忘れがたい時間が終了します」 セルティック移籍の古橋亨梧、日本最終戦後に惜別ツイート
同僚や監督、サポーターへのメッセージも投稿
スコットランドの名門セルティックへの移籍が内定したヴィッセル神戸の日本代表MF古橋亨梧は、17日に行われたJ1リーグ第20節セレッソ大阪戦に先発出場(1-1)。日本ラストゲームでゴールを決め、試合後には公式ツイッターに熱い思いを綴っている。
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26歳の古橋は大阪の興國高から中央大へ進み、2017年にFC岐阜(当時J2)でプロデビューを果たすと、18年夏に神戸へ加入。19年に日本代表に初選出されるなど近年目覚ましい活躍を見せ、今季はここまでJ1リーグ20試合で14得点を決めていた。ベルギーやオランダクラブへの移籍も噂されていたなかで、新天地はかつて元日本代表MF中村俊輔が英雄的な活躍を見せたセルティックに決まった。古橋は中村、水野晃樹に続くクラブ史上3人目の日本人選手となる。
スコットランドへ渡る前のラストゲームとなったC大阪戦は、FWドウグラスとともに2トップを形成。すると、前半30分、古橋が見せ場を作る。右サイドでボールを受けると、DF酒井高徳とパスを交換してペナルティーエリア内に進入。冷静にゴールを見てから右足を振り抜き、左隅に先制点を呼ぶシュートを突き刺した。
試合終了間際に失点して、門出を勝利で祝うことはできなかったが、試合後、ツイッターで感謝の気持ちを綴っている。
「今日の神阪ダービーはヴィッセル神戸の選手として最後の試合で、とても特別な日でした。神戸という素敵な街で僕のキャリアの忘れがたい時間が終了します。このユニフォームを着てクラブ初タイトル獲得に貢献できてとても光栄でした。神戸に来たとき、こんな素晴らしい経験ができると思っていませんでした。最高のチームメイト、監督、またスタッフと一緒にいられて本当に恵まれているなと感じています。
<チームメイトや監督へ>
僕のことを信じて成長できるチャンスを与えてくれて感謝します。クラブに来たときから今日まで、みんなのことを尊敬し沢山学ばせていただきました。みんなのおかげでサッカーに情熱の火を灯し、毎試合全力を尽くすことができました。これからもみんなのことずっと応援します。
<サポーターの皆さんへ>
クラブに来てから沢山の声援をいただき、感謝の言葉しかないです。良い時も悪い時も挑戦し続けた3年、素敵な時間を本当にありがとうございました。サポーターの情熱と揺るぎない応援はいつも大きな力になりました。
いつもありがとう。古橋亨梧」
古橋は大きな声援に後押しされる形で、スコットランドでの活躍を誓う。
(FOOTBALL ZONE編集部)