久保建英、圧巻ドリブル突破から1アシスト 「強豪国と渡り合えると結果で証明できた」
“金メダル候補”スペインに1-1、久保のドリブル突破から堂安の先制点を演出
東京五輪のグループリーグ初戦を5日後に控えたU-24日本代表は17日、国際親善試合でU-24スペイン代表と対戦。先発出場したMF久保建英は、前半42分に左サイドをドリブル突破し、MF堂安律へのクロスで先制点をアシストした。1-1で終えた試合後、インタビューに応じた久保は「強豪国と渡り合えるのは結果で証明できた。頂点まで突っ走っていきたい」と手応えを口にしている。
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欧州選手権(EURO)でも主力だったGKウナイ・シモンやFWダニ・オルモが先発出場したスペインは、五輪の本大会でも金メダル候補の一角に挙げられている。序盤からスペインが優勢に試合を進め、日本は思うように攻撃の形を作れなかったものの、前半42分、久保の個人技からチャンスを作る。マーカーと競り合いながら久保が左サイドのタッチライン際をドリブル突破。中央にマイナスのパスを通すと、走り込んだ堂安が左足でニアサイド上を射抜いて日本が先制した。
久保はその後、後半22分までプレー。ベンチに下がった後の同33分に同点ゴールを奪われ、日本は惜しくも金星を逃した。試合直後のインタビューで久保は、1-1の結果について「久しぶりにここまでボールを持たれて苦しい時間が多かったけど、6月から負けずに本戦に入れるのはポジティブに捉えて良いと思う」と振り返った。
そして先制点の場面については、「難しい時間が続くなか、どこかで自分のところでこじ開けられないかと思っていて、狙い通り抜けられて、あとは堂安選手のシュートが素晴らしかった」と狙い通りの形だったと語った。そして「強豪国と渡り合えるのは結果で証明できた。頂点まで突っ走っていきたい」と、本大会に向けて手応えをつかんだ様子。好調を維持したまま、20歳の久保が東京五輪の舞台へと挑む。
(FOOTBALL ZONE編集部)