ミランを救う同点弾の本田に伊紙評価は「7」「7」「7」 いずれもチーム最高タイの高評価

 

■「決定力がある。疲れを知らない」

 ACミランの日本代表MF本田圭佑は23日の敵地エンポリ戦で同点弾を決め、イタリア地元各紙からいずれも「7点」という高評価を得ている。

 本田は1-2で迎えた後半13分にカウンターからゴール中央に切り込み、左足シュート。ゴール右隅に絶妙にコントロールされたボールは値千金の同点弾となった。試合はそのまま2-2で終了。ミランにとっては格下相手に痛恨の引き分けとなったが、4試合中3得点と好調の本田は評価を上げる結果となった。

 24日付のガゼッタ・デロ・スポルトは背番号10に対して7点をつけ、寸評で「(前節の)ユベントス戦だけはゴールを決めなかったが、唯一ブッフォンに懸命に仕事をさせた。(エンポリ戦でも)最高に正確な左足での同点ゴールを決め、その後も3-2にもなりそうな惜しいFKもあった」と称えている。

 この日の本田がシュート4本、ドリブル突破は1回中1回成功というデータも紹介。一方、MVPにはヘディングでチームの1点目を挙げたFWフェルナンド・トーレスを選出し、トーレス、DFアバーテ、FWメネズにも7点をつけている。

 一方、コリエレ・デロ・スポルトも本田にチーム最高タイの7点をつけ、「今季3ゴール目を決めた。2-2をインザーギにプレゼント。基本的に重要な仕事をした」としている。同紙はGKアッビアーティ、アバーテも7点をつけ、トーレス、メネズはそれに次ぐ6・5の評価だった。

 またトゥット・スポルト紙も本田に7点の高評価。「決定力がある。疲れを知らない」と寸評で称賛している。同紙はアバーテとメネズに同じく7点、トーレスには6・5をつけている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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