技あり弾でリオ五輪へ猛アピール! 手倉森Jの新鋭FW「僕は結果を出し続けるしかない」
躍動する富樫 ギニア相手に開始3分で1ゴール
リオ五輪本大会のメンバー入りへ向け、22歳のストライカーが猛烈なアピールを続けている。U-23日本代表FW富樫敬真(横浜FM)は、25日に行われたトゥーロン国際大会第3戦のギニア戦で前半3分に先制ゴールを決め、2-1での今大会初勝利に貢献した。
パラグアイ、ポルトガルを相手に2連敗を喫して迎えたこのギニア戦。負ければグループリーグ敗退が決まる一戦でスタメンに名を連ねた富樫は前半から躍動した。開始わずか3分、左サイドバックのDF三丸拡(鳥栖)がゴール前へクロスを送ると、DFの死角から飛び込んだ富樫が右足インサイドで丁寧に合わせてギニアゴールを破った。
得点については「ミッツ(三丸)のボールが完璧なボールだったので、本当に触るだけだったという感じです」と振り返ったが、得点の形はまさに狙い通りだった。
「(クロスが上がった時に)相手が結構ボールウォッチャーになるという話があったのでそこは狙い目だった。そこを狙っていました」と語っているように、ボールに意識を奪われた相手DFの視界から消えるストライカーらしい巧みな動きでゴールを奪った。
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