「Jリーグの主役だった」 古橋亨梧の名門セルティック“電撃移籍”に英メディア注目
スコットランド名門クラブ移籍へ合意、“サプライズ補強”で地元メディア熱視線
日本代表FW古橋亨梧はJ1ヴィッセル神戸からスコットランドの名門セルティックへの移籍が決まった。古橋の獲得について地元メディア「デイリー・レコード」は「サプライズ発表」として伝え、「リーグで最も得点力のあるスコアラーの一人」と古橋の実力に太鼓判を押した。
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26歳の古橋は大阪の興國高から中央大へ進み、2017年にFC岐阜(当時J2)でプロデビューを果たすと、18年夏に神戸へ加入。19年に日本代表に初選出されるなど近年目覚ましい活躍を見せ、今季はここまでJ1リーグ20試合で14得点を決めていた。ベルギーやオランダクラブへの移籍も噂されていたなかで、新天地はかつて元日本代表MF中村俊輔が英雄的な活躍を見せたセルティックに決まった。古橋は中村、水野晃樹に続くクラブ史上3人目の日本人選手となる。
セルティックの本拠地グラスゴーの地元メディア「デイリー・レコード」紙は「Jリーグのクラブはグラスゴーの人々が寝静まっている頃にサプライズ発表を行った。フープス(セルティックの愛称)はJリーグで最も得点力のあるスコアラーの一人を確保することになった」と古橋の獲得を報じている。
同紙は神戸には元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタやベルギー代表DFトーマス・フェルメーレンといったスター選手が所属していることも伝えた上で、「そうしたロイヤリティーを前にしても、古橋は彼ら(神戸)のメインスターであり、間違いなくリーグ全体の主役でもあった」と大物選手に引けを取らない活躍を見せていたと紹介している。
セルティックは昨季リーグ戦で宿敵レンジャーズとの争いに敗れ、リーグ10連覇を逃した。前横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督を招聘して再起を期すなかで、古橋にも大きな期待が懸けられそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)