「全盛期はメッシより上だった」 名手ロッベン、“2度目”の引退表明にファン惜別
CL公式ツイッターが全盛期のスーパーゴール集公開、名ウインガーの引退を惜しむ
フローニンゲンの元オランダ代表MFアリエン・ロッベンは、15日に自身2度目の現役引退を発表したが、SNS上では引退を惜しむファンの声が続々と寄せられている。
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2019年5月にバイエルン・ミュンヘンで一度現役を退いたロッベンだったが、昨年夏に自身がプロサッカー選手としてのキャリアをスタートさせたフローニンゲンで現役復帰することを宣言し、昨季のPSVとのリーグ開幕戦にも先発出場。しかし同試合で鼠径部を負傷して前半のうちに途中交代してからは、別の箇所の怪我も加わって長期にわたる戦線離脱を余儀なくされ、結局公式戦出場は7試合にとどまった。
こうした経緯から来季以降の現役続行について注目が集まっていたが、15日になってロッベン本人がインスタグラム上で「親愛なるサッカーファンの皆さまへ。私は選手としてのキャリアを終えることにしました」とのコメントを掲載し、1年契約だったフローニンゲンとの契約を延長せずに引退することを報告した。
ロッベンが二度目の現引引退を公表すると、同選手が長年にわたって所属していたバイエルンやオランダ代表の公式アカウントがツイッター上で惜別のメッセージを掲載。また、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)公式ツイッターも、同選手の過去の名場面が収められた動画を投稿した。
右サイドからドリブルで中にカットインし、左足でシュートを放つロッベンの十八番とも言えるシーンを集めたこの動画に対し、「ネイマールより上手いよ」「彼の全盛期はメッシより上だった」「片足だけを使うタイプとしてはサッカー史上最も偉大なプレーヤー」「何をするのか予測できるけど、止められない選手だった」といったロッベンの往年の活躍を称えるコメントが多数寄せられている。
不本意なシーズンを過ごした後で再びピッチを去ることになってしまったが、それでも稀代の名ウインガーの雄姿は今も多くのファンの記憶の中に鮮明に残っているようだ。