久保建英、五輪“金メダル候補”スペイン戦へ抱負 「個人として何ができるか確かめたい」
17日にU-24スペイン代表と対戦、五輪直前の対戦は「メリットしかない」
U-24日本代表MF久保建英(レアル・マドリード)が15日にオンライン会見に応じ、2日後のU-24スペイン代表との国際親善試合について「優勝候補の筆頭とやれることで、勝っても負けてもどうなるか分からないけど、コンディションなども見やすい。メリットしかない」と語り、東京五輪本大会の最終調整の場として「勝ちにいきたい」と胸の内を明かした。
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久保は12日に行われたU-24ホンジュラス代表戦に、トップ下で先発出場。前半13分にFKからDF吉田麻也の先制ゴールをアシストするなど攻撃陣で存在感を示し、3-1の勝利に貢献した。2列目ではMF堂安律、MF三好康児と“レフティートリオ”がスタメンを形成したが、久保は「僕としては選ばれた選手の誰が出ても、同じようにプレーできると思う。違った特徴を出せると思うし、相手によって臨機応変に使い分けられるのも強みだと思う」と振り返った。
そして17日に対戦するU-24スペイン代表は、久保が過去2シーズン戦ってきた国であり、バルセロナの育成年代を含めてサッカーのスタイルをよく知る国である。「五輪代表の選手として誰かは関係なく勝ちにいきたい」という久保は、スペインと戦うことについて「優勝候補の筆頭とやれることで、勝っても負けてもどうなるか分からないけど、コンディションなども見やすい。メリットしかないと思う」と話したうえで、「連係、連動も大事だけど、押し込まれる時間帯も増えるなかで個人として何ができるかを確かめたい」と抱負を語った。
東京五輪の初戦まで残り1週間。「特にまだ実感はない」という久保だが、「小さい頃からサッカーをしていて、日本を背負って五輪に出られるのは光栄なこと」と、20歳で迎える大舞台に向けて、まずは“優勝候補”スペインとの一戦での活躍を誓っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)