「焦りはない」 リハビリ中のFW上田綺世、五輪初戦の復帰へ「順調に進んでいる」

リハビリが続く現状について語ったFW上田綺世【写真:Getty Images】
リハビリが続く現状について語ったFW上田綺世【写真:Getty Images】

先月に負傷、別メニュー調整でのスタートに「感謝している」

 U-24日本代表FW上田綺世(鹿島アントラーズ)が15日、オンライン会見に出席し、負傷からの復帰を目指すなかリハビリは「順調に進んでいる」と明言。22日に行われる東京五輪の初戦、南アフリカ戦に向けて「初戦から良いパフォーマンスを出す準備をするのが大事」と語った。

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 上田は東京五輪メンバー選出後に、脚のつけ根付近を肉離れしたと報じられ、6月23日のJ1リーグ第19節大分トリニータ戦(0-0)、27日の第20節北海道コンサドーレ札幌戦(4-0)を欠場。東京五輪に向けて始動したU-24日本代表合宿は、別メニュー調整からスタートし、7月12日のU-24ホンジュラス代表戦(3-1)はメンバー外となった。

 五輪初戦まで1週間となった15日、取材に応じた上田はリハビリが続く現状について「順調ですとしか言えない。細かく話すつもりはないけど、自分の目標に向かって順調に進んでいると思う」と切り出し、「焦りはないですね。ただ、僕だけの問題ではなく、選んでもらって怪我している立場でリハビリをさせてもらって、自分が何を残さないといけないか、僕が(試合に)出たいとかそういうことではなく、今この立場でリハビリをさせてもらっていることに感謝している。初戦から良いパフォーマンスを出す準備をするのが大事だと思う」と続けた。

 そして怪我をした時の心境について問われると、「僕は怪我をしてもやるつもりだったし、仮に治らなくてもくらいの気持ちはある。最初は1、2週間で治ると思っていた」と振り返り、「細かいところは話せないことが多いけど、リハビリして本大会に合わせようという話を言われた時から、出るつもりで入っている。本戦が近づいたからというのは特にない。本戦の初戦、その前の試合、より早く加われるようにと話しながらリハビリを始めた」と、東京五輪での復帰を目指して動き始めたという。

 森保一監督の下では発足当初から継続的に呼ばれてきた上田。「数多く呼んでもらっている。これまで積み重ねてきたことを出したい。そういうものが信頼につながると思う。感覚はやっていければ戻ってくると思うし、ボールは触れている。少しずつ量を増やしたい」と、22日の南アフリカ戦に照準を合わせて、本大会でベストパフォーマンスを発揮することを誓った。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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