メッシ、バルセロナと5年契約延長で口頭合意と英報道 年俸90億円カットを受け入れか
昨季限りで契約が満了したなか、これまで一筋で過ごしてきたバルサと再契約へ
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、スペイン時間6月30日24時(日本時間7月1日7時)をもって所属するバルセロナとの現行契約が満了を迎え、所属チームなしのフリーエージェントとなっていた。去就が注目されていたなか、英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「バルセロナと5年間の契約延長に口頭合意」と報じている。
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2004年にバルセロナのトップチームでリーガ・エスパニョーラデビューを飾ったメッシは、これまで10年以上にわたって第一線で活躍しつづけ、バロンドール受賞は史上最多の6回を数える。
メッシは昨夏に退団騒動があったが最終的に残留し、リーグトップの30ゴールを記録。ただ、契約延長の交渉は決着することなく、6月30日の満了日を過ぎることになった。
そのなかで、ブラジルで開催されたコパ・アメリカ(南米選手権)にアルゼンチン代表の一員として出場し、自身初の代表タイトルとなる優勝を達成。最高の形で大会を終えた。
新シーズンに向けて契約交渉が再び動き出したなか、これまで一筋だったバルセロナへの忠誠心は変わらなかったようだ。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」は、「リオネル・メッシはバルセロナと5年間の契約延長に口頭合意。新たな契約の元では、彼の年俸は50%カットされる予定だ」と報じている。
メッシは今年2月、2017年11月に結んだ契約が4年総額5億5500万ユーロ(約722億円)だとスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」で報じられた。年俸は1億3800万ユーロ(約180億円)超の計算で、50%減額となれば、年単位で約90億円のカットを受け入れることになる。
大幅な減俸を受け入れても、メッシの“バルセロナ愛”が上回る形となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)