「サンドイッチのように挟まれたけど…」

　ロナウドは不安を打ち消すようにトレーニング後、報道陣に対応した。地元紙「マルカ」によると、ロナウドは「少し怖かった。サンドイッチのように挟まれたけれど、数日経てば問題ない」と語ったという。

　2年前のCL同様に宿敵アトレチコとの対決となったが、闘将ディエゴ・シメオネ監督率いる相手についてロナウドは「自分は成長し、進化した。それとともに彼らはいつも同じ戦いをしてくる。常に守備ラインを整えている。バルセロナとバイエルン・ミュンヘンが彼らに勝てなかったのは偶然ではない」と分析している。堅守速攻を貫くシメオネサッカーがバルサ、バイエルンに勝利し、ポゼッションに長けたチームへの優位性を指摘している。

　欧州随一のカウンターサッカーに打ち勝つためには、今季CLで16得点とゴールを量産するCR7の存在は不可欠だ。今季最大の大一番に、ロナウドは万全な状態で試合に出られるのだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images