ボローニャ冨安健洋、移籍金26億円でトッテナム移籍か イタリア大手紙が合意報道
エスピーリト・サント監督新体制のトッテナム補強第一号となるか
ボローニャの日本代表DF冨安健洋は今夏、アタランタやトッテナム、アーセナルへの移籍が取り沙汰されてきた。本人は7月22日から東京五輪に出場するなかで、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」によれば、トッテナムと合意に至ったという。英メディア「THE BOOT ROOM」が伝えた。
ボローニャ所属2年目となった2020-21シーズン、冨安はセリエAで31試合に出場して2ゴールを記録。日本代表では不動のセンターバックながら、チーム状況に応じてサイドバックでもプレーし、第14節アタランタ戦(2-2)と第16節ウディネーゼ戦(2-2)ではそれぞれゴールも決めるなど、攻撃面での貢献も光った。
ACミランやアタランタなどイタリア国内の強豪クラブからの関心が伝えられていたなかで、右サイドバックとセンターバックを補強ポイントとしているトッテナム、名門アーセナルなどプレミア勢も移籍先候補に挙がっていた。
ボローニャのワルテル・サバティーニTD(テクニカルディレクター)は、イタリアメディア「Calciomercato.it」で「交渉はまだ築いているところ。はっきりさせておくと、トミヤスが動くのはほかではなくボローニャの評価額の場合だけということだ。だから、とても難しい」と語っていた。
ボローニャは冨安の売却に移籍金2000万ユーロ(約26億円)を要求し、トッテナムから最初に届いた1800万ユーロ(約24億円)のオファーは拒否したと伝えられていたが、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」は7月13日付け紙面で、トッテナムはボローニャと2000万ユーロ(約26億円)で合意に至ったと記している。
「THE BOOT ROOM」も、「トミヤスはヌーノ・エスピーリト・サント監督のクラブとの最初の契約者になる可能性がある」と言及。今後の動向にも大いに注目が集まる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)