三笘薫、”総力戦”の本大会へ持論 「五輪はそうもいかない」…中2日ACLを経て実感
前日にACLから合流、コンディション調整の重要性を指摘
U-24日本代表MF三笘薫(川崎フロンターレ)が14日、オンライン会見に応じ、夏場で連戦が続く五輪本大会に向けコンディション調整やチームとしての戦い方に持論を述べた。
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三笘は前日、川崎の一員として参加していたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)での戦いからチームへ合流。右太ももに張りがあったため別メニュー調整となったがこの日、オンライン会見に応じた三笘は「今後は練習に参加していく」と、コンディションに大きな不安がないことを強調した。
ウズベキスタンでの集中開催となったACLでは、グループリーグ6試合を中2日で実施。タフな連戦から学んだことについて、三笘は「試合後の疲労から次の試合へ持っていくところなどはよく分かった。リカバリーが重要。試合が終わった時点から次の試合が始まっていると考えないと間に合わない。休養もカギになると思う」と、コンディション調整の重要性を述べた。
東京五輪もグループリーグ3試合は中2日で行われる。夏場での開催となり、体力の消耗はより激しくなることが想定される。フランス(FIFAランク2位)やメキシコ(同11位)といった強豪国との対戦も控え「(ACLでは)自分たちが(ボールを)持つ時間が長く体力の消耗が抑えられたけど、五輪はそうもいかないと思う。気温も湿度も高いと思う。いかにボールを握れるか。走行距離、うまくコンパクトに戦いながら、オンとオフを切り替えながら、試合の中でも意思を合わせてやることが大切」と持論を明かした。
日本は17日にU-24スペイン代表と対戦。本大会前最後となる強化試合に向けては「すごく良い相手。世界トップレベルの選手がいる。どれだけのレベルかを五輪前に知れるのはすごく良い機会。勝利にこだわって良い内容で終われたら弾みになる」と、強豪国との一戦へ意気込んだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)