指揮官熱望　「世界で唯一クラブに自分の願いを実現できる男」

　手倉森ジャパンの前に、フットボール界最強ストライカーが立ちはだかる可能性が浮上している。リオデジャネイロ五輪に出場するU-23スウェーデン代表のハカン・エリクソン監督が、今季限りでパリ・サンジェルマンを退団したFWズラタン・イブラヒモビッチの出場を熱望していると報じている。スウェーデン地元メディア「Aftonbladet」が報じている。

「私の考えでは、彼がオリンピックチームの一員として出場できる可能性は常に残っている。彼が出場したいと思ってくれるならば、全てが可能になる。おそらく、彼は世界で唯一クラブに対して自分の出場願望を伝え、それを実現できるだけの男だろう」

　現在、イブラヒモビッチはパリ・サンジェルマンとの契約を満了することが決まり、来季に向けた所属先を探している状況にある。現状では、ジョゼ・モウリーニョ氏が新監督に就任することが決定的なマンチェスター・ユナイテッドへの移籍の可能性が最も高いと報じられている。そして、6月10日に開幕する欧州選手権の前に、この”オレ様ストライカー”の所属先は明らかになるとの見通しだという。