モウリーニョ政権誕生へ秒読み! マンUと条件面で個人合意、25日に正式契約へ

年俸などの条件面で合意 肖像権の問題などについて話し合いが続く

 昨年12月にチェルシーの指揮官を解任されたジョゼ・モウリーニョ氏が、マンチェスター・ユナイテッドと年俸などの条件面で個人合意に達した。成績不振によって更迭されたルイス・ファン・ハール前監督の後任発表の時が、刻一刻と近づいている。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。

 レポートによれば、モウリーニョ氏の代理人を務めるジュルジュ・メンデス氏とユナイテッドのエド・ウッドワードCEOとの間で行われていた契約年数や給与での交渉も合意に達したという。双方の弁護士によって話し合われている肖像権の問題についてはいまだ折り合いがついていないというが、サインを交わす前には解決する見込みであると伝えられている。

 また、両者がそれぞれ持っているコマーシャル契約についても配慮すべき点がいくつか残っているという。モウリーニョ氏がイギリスの自動車メーカー「ジャガー」とコマーシャル契約を結んでいるのに対し、ユナイテッドは米の自動車メーカー「シボレー」と契約し、ユニホームの胸スポンサーになっている点などが考慮すべき点として挙げられている。こうした問題点を解決した上で、25日中には正式契約に至ると見込まれている。

 残留争いに巻き込まれるなど予想外の大不振によって、昨年12月にチェルシー監督の座を追われたモウリーニョ氏。しかし、わずか半年で新天地が決まった。マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ新監督、リバプールのユルゲン・クロップ監督、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督、チェルシーのアントニオ・コンテ新監督など、来季のプレミアリーグでは現代を代表する指揮官がずらりと顔を揃えることになった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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