U-24日本代表、ホンジュラス戦出場全16選手「パフォーマンス査定」 後半失速のなかで最高評価は?

2ゴールを挙げた“10番”堂安が最高評価タイ 田中もさすがの支配力を披露

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■遠藤 航(シュツットガルト)=★★★☆☆

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 前半はホンジュラスが2人がかりでマークに来ていたこともあり、田中に自由を与える形でサポート役へ。相手のマークが緩んだ後半はボールを持って前を向く機会が増え、後半9分には自ら約30メートルをドリブルで持ち上がって敵陣に攻め込む果敢さを見せた。

■田中 碧(デュッセルドルフ)=★★★★☆(→後半18分OUT)

 素早いプレスと的確なボール回収で中盤に安定感をもたらす。遠藤のサポート効果があるのはもちろんだが、試合を重ねるごとに攻守の存在感が増している。17日のU-24スペイン代表、東京五輪グループリーグ第2戦のメキシコ、第3戦のフランスと強豪相手にどこまで戦えるかにも期待が懸かる。

■堂安 律(PSV)=★★★★☆

 厳しいマークを受けるなか、久保とポジションチェンジをしながらチャンスをうかがい、チーム2点目が利き足とは逆の右足シュートでゲット。1点差とされた後半40分には、力を振り絞ってニアサイドに飛び込んで相馬のクロスを仕留め、勝利を決定づけた。チームとして快勝とはいかなかったが、“10番”としての役目は果たしたと言っていいだろう。

■久保建英(ヘタフェ)=★★★☆☆(→後半35分OUT)

 前半13分、田中を囮に使ってのフリーキックで吉田の先制点を演出したのはさすが。後半立ち上がりに、逆サイドの中山へ大きなサイドチェンジを通して会場をどよめかせたが、連携においては全体的にミスが多かった。

■三好康児(アントワープ)=★★☆☆☆

 先発起用に応えるかのように、最もエネルギッシュにプレーした選手の1人。堂安の1点目ではニアで横パスをスルーして囮になったが、前半12分には久保の折り返しをポストに直撃させてしまい、ボールロストも看過できない多さだった。

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