U-24日本代表、ホンジュラス戦出場全16選手「パフォーマンス査定」 後半失速のなかで最高評価は?
U-24ホンジュラス代表に3-1で勝利 出場した五輪登録メンバー16選手を5段階査定
U-24日本代表は12日、ヨドコウ桜スタジアムで同じく東京五輪に出場するU-24ホンジュラス代表とキリンチャレンジカップで対戦。DF吉田麻也(サンプドリア)、DF酒井宏樹(浦和レッズ)、MF遠藤航(シュツットガルト)のオーバーエイジ(OA)枠3人のほか、10番のMF堂安律(PSV)、MF久保建英(レアル・マドリード)ら主力がスタメン出場した。
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暑熱対策を含め、本番までの数少ないテストマッチは堂安の2ゴールなどで3-1と勝利した一方で、ボールロストからカウンターを食らって失点、さらに後半にはペースダウンが顕著となるなど課題も残った。各選手はどのようなパフォーマンスを見せたのか、トレーニングパートナーのMF藤田譲瑠チマを除く出場16選手を5段階評価(最高が五つ星=★★★★★)で査定した。
<GK>
■谷 晃生(湘南ベルマーレ)=★★☆☆☆
後半20分の失点シーンは、最終ライン裏へのボールに対して飛び出しを自重した感があり、相手FWリゴベルト・リバスのシュートこそ弾いたが、こぼれ球が冨安の足に当たってオウンゴールとなってしまった。同28分には左サイドへのキックが小さく、ひやりとする場面も。被シュート0本でソツなくこなしていた前半から一転、後半はやや安定感を欠いた。
(出場なし)
大迫敬介(サンフレッチェ広島)
<DF>
■酒井宏樹(浦和レッズ)=★★★☆☆(→後半35分OUT)
前半37分、ホンジュラスDFウェスリー・デカスとの接触でピッチに倒れ込むも、大事には至らず。果敢に前に出て行き、さすがのフィジカルの強さも見せたが、クロスが乱れてチャンスを逃すなど、良くも悪くもない出来だった。
■吉田麻也(サンプドリア)=★★★★☆(→後半35分OUT)
久保との連携から、お洒落なアウトサイドキックで先制ゴールを奪取。抜群の読みで前線へのくさびをインターセプトするなど、ホンジュラス攻撃陣に自由を与えなかったが、失点の場面は背後のスペースを使われた。
■冨安健洋(ボローニャ)=★★★☆☆
不運なオウンゴールはあったが、空中戦・地上戦ともに安定。攻撃にも参加し、堂安のゴールでは起点となる横パスをゴール前に供給した。吉田がベンチに下がったあとは最終ラインを統率と、6月にチームを途中離脱した怪我の影響は感じさせなかった。
■中山雄太(ズウォレ)=★★☆☆☆(→後半42分OUT)
ライバルの旗手怜央(川﨑フロンターレ)がACL出場による合流遅れもあり、スタメン出場。ホンジュラス攻撃陣が精彩を欠き、守備面でピンチらしいピンチはほとんどなかったが、サイドを駆け上がってのクロスは精度が上がらず、最後は足をつって途中交代となった。
■町田浩樹(鹿島アントラーズ)=★★☆☆☆(←後半35分IN)
センターバックで入り、中山の交代に伴って左サイドバックへスライド。鋭いチャージを見せる場面はあったものの、持ち前の空中戦の強さは発揮されず、左利きの優位性を示すプレー機会もなかった。
■橋岡大樹(シント=トロイデン)=★★☆☆☆(←後半35分IN)
センターバックではなく右サイドバックに入ったが、アピールするような局面はほぼなし。不動の存在である酒井を少しでも休ませる意味では、クローザーとしてミスをしないプレーにさらに磨きをかけたいところだ。