闘将キーン氏のPKキッカー人選批判へ…英代表グリーリッシュが怒りの反論 「心外だ」
若手を起用した人選へキーン氏が厳しい指摘も、グリーリッシュが猛反論
イングランド代表MFジャック・グリーリッシュが、元アイルランド代表の“闘将”で解説者のロイ・キーン氏に怒りの反論を行っている。
イングランドは11日の欧州選手権(EURO)決勝でイタリアにPK戦で敗れた。そこでは、イングランドが4人目にMFジェイドン・サンチョ、5人目にMFブカヨ・サカが登場し、いずれもシュートがセーブされた。このチーム内でも若手の2人がプレッシャーの掛かる場面のキッカーを務めたことには、多くの疑問の声があった。
衛星放送「スカイ・スポーツ」に登場したキーン氏もその1人で「もしあなたがスターリングやグリーリッシュの立場なら、そこに座ってサカにPKを蹴りにいかせるようなことはできない。絶対にだ」と批判。そして「シャイな19歳を自分の前に行かせるなんてことはできないだろう。彼らはより多くの経験があり、スターリングにはタイトルを取った経験もある。若手の前に彼らが立ち上がるべきなのだ」と痛烈な言葉を並べた。
しかし、グリーリッシュはツイッターでこの批判に猛反論。それは、事実に基づかないということを明確にしている。
「僕は蹴りたいと言ったんだ! 監督は大会中に正しい決断をいくつもしてきて、今夜もそうした。だが、蹴りたいと言ったのにもかかわらず、PKから逃げたように言われるのは心外だ」
キッカーを指名して最終的に決断したのはあくまでもガレス・サウスゲート監督だが、その前にグリーリッシュはキッカーとして立候補していたことを明かした。キーン氏による批判と同様の意見で世論が形成されていることに対し、グリーリッシュは不快感を示している。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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