浦和ユンカーが告白、イニエスタから受けた”衝撃” 「今まで経験したことがない」
浦和の強力助っ人が名手イニエスタに抱いた印象とは? 「ボールを奪うのは不可能」
浦和レッズのデンマーク人FWキャスパー・ユンカーは、4月の加入以降ゴールを量産し、強力助っ人としてインパクトを放っている。公式戦デビューから2カ月が経ったなか、母国メディアのインタビューで、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)の技術に脱帽したことを明かしている。
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デンマーク国籍のユンカーは、Jリーグの登録ウインドー締め切り前日の4月1日に、ノルウェー1部FKボーデ/グリムトから完全移籍。5月5日のルヴァンカップ・柏レイソル戦でデビュー弾を決めるとそこからゴールを積み重ね、ここまで公式戦15試合11得点と、ゴールを量産し続けている。
技術の高さも一級品で、リーグ第18節の湘南ベルマーレ戦(2-3)では芸術的なループ弾を披露。加入からわずか数カ月で別格の存在であることを印象づけたユンカーは、デンマークメディア「bold.dk」でイニエスタのテクニックに触れ、その高度な技術に脱帽したことを打ち明けている。
名門バルセロナやスペイン代表で功績を残してきたイニエスタは、Jリーグでもワールドクラスの技で観る者を魅了。今季は右足大腿の負傷で出遅れたが、6月13日のルヴァンカップ・プレーオフステージ第2戦・浦和レッズ(2-2)で直接FKから2021シーズンの公式戦初ゴールをマークし、高精度パスでチャンスにも絡んでいる。
そんなイニエスタとユンカーは、今季のリーグ戦とルヴァンカップで直接戦っているが、イニエスタからボールを奪おうと試みたユンカーは、衝撃を受けたという。
「日本に来る前、彼は少し歳をとっていると思っていましたが、彼からボールを奪うのは全く不可能だと言ってもいいでしょう。3回、4回と試してみましたが、無理でした。ボールの守り方は、今までに経験したことがないものだった。彼がボールを持っている時は、ディフェンスに下がらないといけない。そうしなければ、なにもできない」
世界的名手のテクニックは、類まれな決定力を持つユンカーの目にも別格に映っていたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)