2年総額420億円でマンUが獲得した15選手を査定 ファン・ハール体制崩壊の象徴は?

英紙が特集 ファン・ハール就任後に獲得した選手を10点満点で採点

 マンチェスター・ユナイテッドの指揮官を解任されたルイス・ファン・ハール監督は、2014年夏の就任から2年間で2億6000万ポンド(約420億円)という補強費を費やしたが、獲得したタイトルはFA杯1つのみという散々な結果に終わった。英地元紙「サン」では、オランダ人指揮官がユナイテッドで契約した15選手の出来について特集、分析し10点満点で採点している。

 この2シーズン、大きな期待をかけられて“赤い悪魔”の一員となった選手ほど期待を裏切ってきた。

 レアル・マドリードからクラブ史上最高額の5970万ポンド(約95億円)で獲得したアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアは27試合出場3得点11アシストとまずまずの成績を残したものの、最後までマンチェスターの生活に馴染めなかった。結局、わずか1年でパリ・サンジェルマンへの移籍を選択。フランスでトップフォームを取り戻しているレフティーには、10点満点中の3点がつけられた。

 昨夏にPSVから加入したオランダ代表FWメンフィス・デパイも、同じく3点となった。ディ・マリア、デパイともにクラブ伝統のエースナンバー「7」を与えられたが、そのプレッシャーが足かせとなったのか期待には応えられなかった。デパイは中盤戦以降はレギュラーからも外れ、29試合2得点1アシストという結果に終わった。

 

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