「あり得ない反応速度」 仙台GK、“超人的”スーパーセーブに喝采「今日も神だった」
仙台GKヤクブ・スウォビィク、札幌戦の終盤に圧巻のスーパーセーブを披露
ベガルタ仙台は10日、ホームでJ1リーグ第22節の北海道コンサドーレ札幌戦に臨み、1-1で引き分けた。相手にシュート12本を打たれるなか、元ポーランド代表GKヤクブ・スウォビィクは終盤まで集中力を切らさずにスーパーセーブを連発しており、ファンからも「あり得ない反応速度」「次元が違う」など称賛の声が殺到している。
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開幕直後の低迷から徐々に抜け出している仙台は、5試合ぶりの白星を目指してホームに札幌を迎えた。開始4分に相手の素晴らしいパスワークから、MFルーカス・フェルナンデスに豪快に決められ1点を追う展開に。徐々に落ち着きを取り戻すと、前半31分にDF真瀬拓海が決めて1-1の同点に追いついた。
その後は両者がチャンスを作りながら決めきれないなかで時計の針が進んでいく。そして終盤の後半41分、札幌が右サイドから上げたクロスを一度は仙台がクリアするも、落下地点に走り込んだ札幌FW菅大輝が左足でシュート。ボールはペナルティーエリア内にいたMFチャナティップの足下に収まると、振り向き様に左足を一閃。至近距離からゴール左隅を狙った強烈なシュートだったが、GKヤクブ・スウォビィクが右手一本でセーブ。こぼれ球をゴール前にいた札幌FWジェイが左足で狙うが、素早く立ち上がった守護神が今度は足で防いだ。
2つ目のセーブは、ジェイのオフサイドが取られたシーンだったとはいえ、至近距離からのビッグセーブ連発に「DAZN」公式ツイッターも反応。「今日も飛び出た#ヤクブスウォビィク 圧巻のスーパーセーブ 札幌の猛攻を仙台の守護神が身体を張ってしのぎきる」と記して動画を公開すると、ファンから「次元が違う」「神は今日も神だった」「毎度おなじみの光景」「あり得ない反応速度」「これが平常運転の神」など感嘆の声が殺到していた。
5試合ぶりの白星こそ逃したものの、勝ち点1を上積みした仙台。守護神の存在感は、残留争いを強いられる終盤戦に向けてさらに大きくなるはずだ。