古豪グールニク・ザブジェに加入したポドルスキ、本拠地で盛大なお披露目

　J1ヴィッセル神戸で活躍した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが、ポーランド1部のグールニク・ザブジェに加入した。ポーランド出身の英雄の加入に、サポーターも熱狂しているようだ。英紙「ザ・サン」が、ポドルスキのお披露目の様子をレポートしている。

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　2017年から19年に神戸に所属し、キャプテンも務めたポドルスキ。2014年ブラジル・ワールドカップで優勝したドイツ代表メンバーでもある同選手は、神戸を退団後にトルコのアンタルヤスポルでプレー。昨季限りで退団となり、去就が注目されていたなかで2歳まで過ごしたポーランドでのプレーを選択した。

　新天地となるグールニク・ザブジェはリーグ優勝14回を誇る古豪で、ポドルスキの出身地であるグリヴィツェの隣町にあるクラブ。ポーランドでのプレーはキャリア初となるが、ポドルスキは同クラブのサポーターだという。背番号は「10」に決まった。

　そして現地時間9日には、大勢が駆けつけたホームスタジアムでお披露目のセレモニーが行われた。ファンはポドルスキの名前を叫び、発煙筒を焚いて盛大に歓迎。「ザ・サン」紙は「王様のようなお披露目」とその熱狂ぶりをレポートしている。クラブ公式ツイッターも「我々の目の前で歴史が動いている」とスター選手の加入を興奮気味に伝えている。

　今年6月で36歳となったポドルスキ。その強烈な左足で、“母国”ポーランドのファンにさらなる熱狂をもたらすことができるだろうか。