三笘薫が「左サイドを完全にノックダウン」 大邱戦の“ブチ抜きドリブル”に韓国注目
ACL大邱戦、三笘が高速ドリブルからL・ダミアンの3点目をアシスト
Jリーグの川崎フロンターレは8日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第5節の大邱FC(韓国)戦に臨み、3-1で勝利した。FWレアンドロ・ダミアンがハットトリックを達成し、グループリーグ5連勝で首位通過を決めたなか、MF三笘薫は華麗なドリブル突破から3点目のゴールを演出。韓国メディアも、三笘のブライトン移籍報道に注目する記事のなかで、「大邱の左サイドを完全にノックダウン」と突破力を称えている。
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Jリーグ王者として初のアジア制覇を目指す川崎は、今季J1リーグで17勝4分と無敗で首位を走るなかACLでも無傷の4連勝。決勝トーナメント進出を懸けて、2位大邱との一戦に臨んだ。試合は前半35分にL・ダミアンのゴールで川崎が先制するも、同43分に失点。1-1で折り返した後半19分に、MF脇坂泰斗のハイプレスからL・ダミアンが再び決めて川崎が2-1とリードした。そして注目を集めているのが、同42分のシーンだ。
敵陣左サイドのFK。MF家長昭博がグラウンダーの縦パスを入れると、L・ダミアンが受けてからタッチライン際の三笘にパスを送る。相手と対峙した三笘はいったん足下にボールを置きながら、次の瞬間に縦へ急加速。一気に相手を置き去りにすると、左サイドを抉って右足アウトサイドでマイナスのクロス。最後は走り込んだL・ダミアンが右足で合わせてゴールを決めた。
三笘の高速ドリブルに感嘆の声が上がるなか、韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」も注目している。イングランド・プレミアリーグのブライトンへの移籍と、ベルギーへの期限付き移籍が浮上していることを報じた記事のなかで、大邱戦のプレーに言及。「後半42分に大邱の左サイドを完全にノックダウンし、ダミアンの得点を演出した」と伝えている。
今夏の欧州移籍が濃厚となっているなか、U-24日本代表の一員として東京五輪でのプレーもさらに注目を集めそうだ。