“悲運”を乗り越えW杯出場へ 若きフットサル日本代表候補、“U-20合宿”で示した格の違い
フットサルW杯は「絶対に出たい大会」
U-20年代では突出し、格の違いを見せている毛利だが、フル代表でのポジション争いは激しい。同じポジションには、スペイン1部リーグ・コルドバの主力であるFP清水和也をはじめ、前回W杯にも出場した経験豊富なFP星翔太、圧倒的なフィジカル能力を誇る万能なFP平田ネトアントニオマサノリ、また最近の代表活動には招集されていないが、国内復帰を決めたレジェンドのFP森岡薫といった選手たちもいる。
今年3月から4月にかけて行われた16日間の合宿の際、毛利は「日本の勝利に貢献できることを証明していきたい」と語るとともに「絶対に出たい大会」と、今年のW杯への位置づけを語った。その後の合宿、リーグ戦でのアピールを誓ったが、ブルーノ・ガルシア監督に選出されるためには、とにかくピッチに立った時にゴールを重ね続けることが求められる。
W杯のメンバー発表まで、Fリーグの試合は残り3試合。これからの日本を背負って立つことが期待されるストライカーが、どこまで潜在能力を発揮できるかが大きな注目を集めている。
Futsal X
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