手倉森ジャパンが一世代下のポルトガル戦で痛恨の0−1負け トゥーロン国際大会2連敗でリオ五輪に暗雲
今大会初出場の南野不発
0-1のまま後半を迎えた日本は矢島に代えてMF野津田岳人(新潟)を投入した。開始直後の2分に大島がゴール前にボールを送り、浅野が詰めたこぼれ球を野津田が左足で狙う大チャンスを迎えたが、ボールは大きく枠上へと外れた。それでも風下に立ったことでポルトガルを押し込む。14分には際のロングフィードを受けた浅野が相手マーカーのチェックをかわしてシュートを放つもゴール右へと逸れた。
23分にはDF三丸のクロスをクリアしようとした相手DFエンリケがペナルティエリア内で明らかにハンドしたがPKの判定はなかった。そのままプレーは流れて野津田がシュートを狙ったが、またも枠を外した。
日本は後半再三のチャンスを生かせずに無得点で終わった。世代が一つ下のポルトガル相手の苦杯は、8月のリオデジャネイロ五輪本番に向けて暗雲の残る戦いとなった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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