インザーギ監督がドローを悔やむも今季3点目の本田ら攻撃陣に絶大な信頼 「きっとゴールできると思っていた」

 

本田が左足で今季3点目となる貴重な同点弾

 

 ACミランのフィリッポ・インザーギ監督が23日のエンポリ戦での2-2ドローを悔やみながらも、格下にリードを許しながらも後半13分に日本代表MF本田圭佑が今季3点目となる同点弾を決める展開に、「我々の前線のクオリティーなら、きっとゴールできると思っていた」と本田ら3トップに全幅の信頼を寄せた。

 記者会見に臨んだインザーギ監督は今季3勝目を手にできなかった悔しさと、2点差を追いついた充実感を交錯させた。

「残念だ。初めの30分は、素晴らしいエンポリにゴールをプレゼントしてしまった。彼らはセットプレーに強い。セットプレーで失点してしまうと、試合を挽回するのは難しくなる。しかし、挽回して、勝つことさえもできた試合だった。エンポリのホームゲームだったが。我々の攻撃も機能していた。反面、不注意もあった。我々はまだチームを作っているところなので、その代償を払うこともある」

 試合後、指揮官は冷静にそう振り返った。

 相手は格下のエンポリだったが、アウェーのゲーム。セットプレーからの失点などで前半、早くも2点ビハインドを強いられる展開となった。

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