「存在はすごく大きい」 岐阜監督が語る“柏木効果”とJ2昇格に向けた今後の“活用法”
安間監督が目指すエリア内への侵入回数と決定機の増加
安間監督は、序盤戦を首位のカターレ富山と勝ち点1差の3位で終えたことに関しては、チームに及第点を与えている。
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「全勝優勝と予想する方もいましたけど、どこもチャンスと思って大型補強をしています。そのなかで、僕もこれまで知らない選手もいるなかでやってきて、まずは昇格を狙える上位グループにいなきゃいけないという話をずっとしてきました。もがきながらではありますけど、選手とスタッフ、今起きていることから目を離さずに一つ一つできることをやっているので、その姿勢には満足しています。だからこそ、(監督に)就任した時に、まず岐阜でやりたいという選手を揃えてくれと言いました。ただ、長野戦もそうですが、自分たちのストロングポイントで負けた試合もあります。引き分けにできた試合も3試合ある。そういう取りこぼしているところは修正しないといけない」
岐阜は総得点でリーグ3位タイ(21)、総失点も同3位(13)につけているが、ボール支配率は15位(39.7%)とポゼッションスタイルではない。そのなかで、ペナルティーエリア内への侵入回数(1試合平均8.7回/リーグ13位)を今後の課題に挙げる。
「昇格に向けて突き抜けるために必要なのが、点を取るためのエリア内への侵入回数を増やすこと。得点の確率を上げられるチームにしたいです。ただ、決定機を増やしたいですが、ポゼッション志向にするのではなく、そこに行くためにボールを握るイメージ。先行逃げ切りの形も突き詰めたいと思います」
2019年以来のJ2復帰に向けて、岐阜はさらなる成長を期す。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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