「残酷な敗北を喫した」 川崎が8発大勝、圧倒的な“破壊力”にACL対戦国メディア脱帽
川崎がフィリピン王者ユナイテッド・シティFCに8-0と完勝し開幕3連勝
Jリーグの川崎フロンターレは2日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第3節のユナイテッド・シティFC(フィリピン)戦に臨み、8-0と完勝して開幕3連勝を飾った。フィリピン王者を一蹴した圧巻のパフォーマンスを受けて、対戦国メディアも「残酷な敗北を喫した」と伝えている。
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今季J1リーグで17勝4分と無敗で首位を快走する川崎は、初のACL制覇を目指してグループIで大邱FC(韓国)、北京FC(中国)、ユナイテッド・シティFCと同居。新型コロナウイルスの影響により、ウズベキスタンでの集中開催となったなか、初戦で大邱FCに3-2、第2戦で北京FCに7-0と2連勝スタートを切っていた。そして迎えたフィリピン王者ユナイテッド・シティFCとの第3戦でも、川崎の攻撃力が猛威を振るう。
負傷明けのMF大島僚太が今季公式戦初スタメンを飾ったなか、序盤はボールを保持しながら思うように崩せなかったが、前半34分に右CKから最後はMF三笘薫がヘディングで合わせて先制。さらに同42分、敵陣左サイドからの横パスをペナルティーエリア手前で受けた大島が素早く左にターンすると、FWレアンドロ・ダミアンとワンツー。そのリターンパスを大島がダイレクトで右足で合わせると、正確にコントロールされたシュートがゴール左隅に吸い込まれた。
これで波に乗ると、後半5分にL・ダミアンが3点目。同11分からMF橘田健人がハットトリックと爆発すると、終了間際には三笘、MF脇坂泰斗にもゴールが生まれて8-0と完勝した。
この怒涛のゴールラッシュにフィリピン紙「Manila Bulletin」は、「ユナイテッド・シティはJ1王者の川崎フロンターレに残酷な敗北を喫した」と見出しを打って報道。フィリピン王者が前半30分頃までは奮闘しながら、その後はあえなく守備が崩壊したと伝えている。
グループリーグで実力差のある相手もいるとはいえ、3試合で18ゴール。川崎の攻撃力は、アジアの舞台でも猛威を振るっているようだ。