冨安、マンUのCB補強“プランB”に浮上 英紙指摘「ユナイテッドは契約を強奪する」
第1候補のレアルDFヴァランに次ぐ選択肢に浮上か
ボローニャの日本代表DF冨安健洋は、同じセリエAのアタランタのほか、プレミアリーグのトッテナム移籍の可能性が噂されている。さらに、世界的名門であるマンチェスター・ユナイテッドも“プランB”として関心を示しているという。英紙「デイリー・スター」が報じた。
冨安は2019年夏にボローニャ加入後、主戦場のセンターバック(CB)だけでなく、両サイドバック(SB)でも遜色ないパフォーマンスを発揮。以前からACミランやアタランタといったイタリア国内クラブからの関心が伝えられていたが、ここに来てプレミアリーグの“ビッグ6”の一つであるトッテナムが獲得に乗り出した。
衛星放送「スカイ・イタリア」によれば、トッテナムが1500万ユーロ(約19億8000万円)+ボーナス300万ユーロ(約4億円)のオファーを出したとされるが、ボローニャはこれを拒否したとも報じられている。
そこに浮上したのが、すでにドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョを移籍金7300万ポンド(約112億円)で獲得合意に至っているユナイテッドだ。「デイリー・スター」紙は、オレ・グンナー・スールシャール監督がディフェンダーの補強を切望しており、第1ターゲットであるレアル・マドリードのフランス代表DFラファエル・ヴァランに次ぐオプションになり得るとしている。
「マンチェスター・ユナイテッドは、今夏にトッテナムから強い関心を集めているタケヒロ・トミヤスとの契約を強奪する可能性がある。22歳のディフェンダーは、レッドデビルズがチャンピオンズリーグに出場するため、ロンドンのチーム(トッテナム)よりも優先することができる」
冨安はかつてMF香川真司(現PAOK)が所属した“赤い悪魔”への移籍を実現させるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)