伊代表の左SB、アキレス腱断裂と現地報道 EUROベルギー戦で負傷…長期離脱の可能性
準々決勝ベルギー戦で負傷交代したDFスピナッツォーラは重傷か
欧州選手権(EURO)でイタリアの準決勝進出を支えてきたサイドプレーヤー、DFレオナルド・スピナッツォーラは現地時間2日の準々決勝ベルギー戦で負傷交代したが、アキレス腱断裂の重傷だった模様だ。衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
スピナッツォーラは左サイドバックでスタメン出場すると、後半途中には相手FWロメル・ルカクの決定機をブロックするプレーもあった。大会当初から左サイドで躍動していたが、後半35分を少し前にしたところでスプリントした際に足を痛めて負傷交代になっていた。
涙を流すような姿もあったスピナッツォーラが痛めて抑えていたのは右足ハムストリングのようにも見えたが、担架で運び出された選手についてはアキレス腱断裂が見込まれるとレポートされた。大会の準決勝以降の戦いはおろか、長期離脱は避けられない情勢になった。
この試合ではベルギーが16強のポルトガル戦で負傷したMFエデン・アザールが間に合わずにベンチ外。途中出場したMFナセル・シャドリも最初のプレーで右足を痛めて交代に追い込まれた。一方のイタリアではDFジョルジョ・キエッリーニが大会中の負傷からの復帰だった。
シーズンを戦い終えた後にハイレベルな激闘を行う厳しさを見せているEUROで、イタリアは貴重な左サイドを失うことになった。オフシーズンにはビッグクラブへのステップアップも噂に上がっていたスピナッツォーラだが、無念の長期離脱となってしまったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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