「最後の1分まで待つ」 ベルギー監督、負傷中のデ・ブライネとアザールの復帰に期待
ベルギーは準々決勝でイタリアと対戦 両指揮官が負傷中の2人に言及
ベルギー代表は現地時間3日、欧州選手権(EURO)準々決勝でイタリア代表と対戦する。前日の試合前会見でベルギーのロベルト・マルティネス監督が、負傷しているMFケビン・デ・ブライネとMFエデン・アザールの状態について言及したと、英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
ベルギーは6月27日に行われたEURO決勝トーナメント1回戦ポルトガル戦(1-0)で、前半42分にMFトルガン・アザールのゴールで先制すると、1点を守り抜き勝利を収めた。この試合で先発出場していたデ・ブライネとアザールだったが、デ・ブライネは前半終了間際に激しいタックルを受け、後半開始早々に交代を余儀なくされる。アザールも試合終了間際にハムストリングを痛め、自ら交代を要求しピッチを去っていた。
イタリア戦の前日練習にも2人の姿はなく出場が危ぶまれるなか、マルティネス監督が試合前日会見で2人の状態について言及。「彼らが明日の試合に関与できるか今の段階では分からないが、我々は試合が始まる最後の1分まで待つ」と起用を諦めない姿勢を見せた。
また、対戦相手であるイタリアのロベルト・マンチーニ監督は「ベルギーはフランスとともにヨーロッパにおいて最高峰のチームだ」と警戒しつつ、「我々にとってより大きな困難を生み出す可能性はあるが、全員が揃った両チームが見られればより素晴らしい試合になると思う。彼らが回復できることを願っているよ」とデ・ブライネとアザール2人について触れていた。
相手が絶好調イタリアということもあり、厳しい戦いが想定されるなか、デ・ブライネとアザールは欠かせない存在であるが、果たして間に合うだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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