ユナイテッド加入“間近”のサンチョがエース名乗り? 英報道「7番をリクエスト」

イングランド代表MFジェイドン・サンチョ【写真:Getty Images】
イングランド代表MFジェイドン・サンチョ【写真:Getty Images】

移籍へ基本合意と報道のMFサンチョ、伝統の背番号「7」を要求と英紙指摘

 マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が基本合意に至ったと報じられているドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョは、同クラブで伝統の背番号「7」を要求しているようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 マンチェスター・シティの下部組織で育った21歳のサンチョは、2017年夏にドルトムントへ移籍。17-18シーズンに17歳でブンデスリーガデビューを果たすと、翌18-19シーズンにはレギュラーに定着して34試合12ゴール4アシストを挙げて、イングランド代表デビューも飾った。

 サンチョとドルトムントとの契約は2023年6月末までとなっているが、現地での報道によると、7800万ポンド(約115億円)の契約で移籍に合意に達しており、欧州選手権後(EURO)後のメディカルチェックを経て、ユナイテッドと2026年までの5年契約を結ぶ見込みだという。

 ドルトムントで7番を付けていたサンチョは、ユナイテッドにも背番号7を要求していると、「デイリー・エクスプレス」紙が「ガーディアン」紙の報道をもとに伝えている。記事では「サンチョがユナイテッドに加入すると最初に報じられてから12カ月が経ち、ようやく公式発表に近づいている。ウィンガーは、来シーズンから7番を付けることをリクエストした」と、伝えている。

 2020-21シーズン、ユナイテッドの7番は、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが付けていた。2022年夏まで契約を延長したカバーニは、去就が不透明となっているフランス代表FWアンソニー・マルシャルの移籍が決まれば、空くことになる9番を付ける可能性があり、そうなると、サンチョが7番を付けることにも障害はなくなる見込みだ。

 ユナイテッドの7番といえば、元北アイルランド代表FWジョージ・ベスト氏、元フランス代表FWエリック・カントナ氏、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドといったクラブのエースが付けてきた番号だ。

 その一方で、元イングランド代表FWマイケル・オーウェン、元エクアドル代表MFアントニオ・バレンシア、アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリア、オランダ代表FWメンフィス・デパイ、チリ代表FWアレクシス・サンチェスといった近年、7番を付けた選手たちは、持てる力を発揮できなかった。サンチョの移籍が正式に発表され、7番を付けることになった場合、どちらに出るか注目だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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