メッシ、バルサとの“契約最終日”到来 現地紙指摘「数時間で解決されるわけではない」
6月末でバルサとの契約満了 「マルカ」紙は「どちらかの譲渡」がマストと言及
バルセロナのエースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現在ブラジルで開催されているコパ・アメリカ(南米選手権)に参戦しているが、クラブとの現行契約が現地6月30日限りで満了する。スペイン紙「マルカ」は、「どちらかが譲歩しない限り、数時間で解決されるわけではない」と伝えている。
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2004年にバルセロナのトップチームでリーガ・エスパニョーラデビューを飾ったメッシは、これまで10年以上にわたって第一線で活躍しつづけ、バロンドール受賞は史上最多の6回を数える。
メッシは昨夏に退団騒動があったが最終的に残留し、リーグトップの30ゴールを記録。ただ、満了を迎える契約の延長交渉は決着することなく、6月30日に突入した。スペイン紙「マルカ」も、「メッシは今日の24時にフリーエージェントになる」との見出しでレポートしている。
「2004年10月16日、レオ・メッシという名の少年はエスパニョール戦でバルセロナのトップチームデビューを果たした。このプレーヤーの将来がどうなるか、誰にも想像できなかった。彼はバルセロナですべてのタイトルを獲得し、地球上で最高のサッカー選手の1人とされる。彼の記録は異次元だ。ただ、バルサの象徴であるメッシは、意外にも水曜の深夜に退団する可能性がある。彼の契約は本日6月30日に終了。ジョアン・ラポルタ会長は契約延長を最優先事項とし、実現を試みたにもかかわらず、上手くいかなかった」
記事では、昨夏の退団騒動を例に挙げつつ、約半日で合意に至るのは難しいと見立てている。
「1年前に彼がバルセロナを離れるのを厭わなかったことを忘れてはいけない。ラポルタ会長が今日中に合意を試みる可能性はあるが、情報筋によれば、どちらかが譲歩しない限り、保留中の問題が数時間で解決されるわけではない」
果たして、メッシは17年間を過ごしたバルセロナを離れることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)