フリット氏がファン・ハール監督のチーム作りを「クレイジー」と酷評

「なぜ守備から始めようとしないのか理解できない」

 

 ファン・ハール監督は就任前から最大の弱点と言われていた最終ラインとボランチの補強よりも、戦力が充実していた前線のタレント獲得に注力し、1億5000万ポンドもの巨額資金を移籍市場に投入。15日のQPR戦の4-0大勝で今季初白星を記録した後は「今季リーグ最多ゴールを記録したい」と宣言していたが、レスター戦の90分間の失望の後ではDF面の整備が疎かになっていると批判されても仕方のない状況だ。

 フリット氏の目には、ファン・ハール監督が土台も築かず、表層的な部分から名門再建に着手しているかのように映っている。

「なぜ守備から始めようとしないのか理解できない。今、彼はそこに着手する必要がある」

 錯乱する同胞をいさめるようにフリット氏は軌道修正の必要性を訴えている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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