「魔法のタッチ!」 メッシ、3人無力化の“超絶ループ”アシスト…海外絶賛「芸術作品」
アルゼンチンがボリビアに4-1と快勝、メッシはPKを含む2ゴール1アシストの大活躍
アルゼンチン代表は現地時間28日、コパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ最終節でボリビア代表と対戦し、4-1で快勝した。この試合でPKを含む2得点を決めたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだが、前半6分には圧巻の“ループパス”で先制点をアシスト。海外メディアも「絶対的な美しさ」「特筆すべきパス」などと称賛している。
すでに決勝トーナメント進出を決めていた首位のアルゼンチンは、全敗で最下位のボリビアと対戦。序盤からアルゼンチンが主導権を握ると、開始6分に絶対的エースが魅せる。敵陣右サイドからのパスを引き出したFWアンヘル・コレアがドリブルで仕掛けると、ペナルティーエリア手前で左をフリーで駆け上がったメッシにパス。ボールがやや後ろに流れてしまい、メッシは相手ゴールに背を向ける体勢で右回転しながら右足で収めると、相手3人が距離を詰めて奪いにきた。
次の瞬間、メッシは裏に抜け出すMFアレハンドロ・ゴメスの動きを見逃さずに左足で浮き球のパスを選択。相手守備陣を釘付けにするラストパスを通すと、走り込んだA・ゴメスが左足ボレーでダイレクトに蹴り込むゴラッソとなった。
この華麗な先制シーンに海外メディアも反応。英メディア「GIVE ME SPORT」は「リオネル・メッシの驚愕アシスト」と見出しを打つと、「ゴール自体が芸術作品であり、メッシの浮き球パスが走り込むゴメスの足もとに入るのには絶対的な美しさがあった」と称えている。またペルーメディア「EL BOCON」が「メッシからの特筆すべきパス」と記せば、「コパ・アメリカ」公式ツイッターもゴール動画とともに「魔法のタッチ!」と添えている。
試合はその後、前半のうちにメッシが2ゴールを奪うと、後半に1点を取り合い4-1でアルゼンチンが快勝。2得点1アシストの活躍を見せた絶対的エースは、自身初となるA代表でのタイトル獲得に向けて絶好調のようだ。