「規格外」 名手モドリッチ、練習中の華麗な”アウトサイド弾”が反響「なんて選手だ」
スコットランド戦のゴールを彷彿とさせる一撃を練習中に披露
レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチは、35歳の今なおトップレベルの技術を誇り、欧州選手権(EURO)のグループリーグ第3戦スコットランド戦(3-1)では右足アウトサイドでの芸術弾が反響を呼んだ。その高度な一撃を再現するかのような練習中のシュートシーンに、海外メディアが注目している。
モドリッチは高いボールテクニックや精度の高いパスを武器にトップレベルで活躍を続け、2018年のロシア・ワールドカップでは、クロアチアを初の準優勝に導き、大会MVPにあたるゴールデンボールを受賞。レアルのUEFAチャンピオンズリーグ3連覇に貢献した活躍もあり、同年にはクロアチア人初となるバロンドールにも選ばれた。
今回のEUROでもクロアチアの”10番”として攻撃のタクトを振ってきたが、とりわけ注目を浴びたのがグループリーグ第3戦のスコットランド戦で決めた芸術的なアウトサイド弾だ。後半17分、敵陣中央のペナルティーエリア手前でMFマテオ・コバチッチからパスを受けると、右足のアウトサイドで鋭いカーブのかかった一撃を突き刺した。
この得点シーンを彷彿とさせるような一撃を、トレーニング中にも披露。クロアチア協会の公式ツイッターではその瞬間の動画が公開され、モドリッチはワンツーパスでゴール正面へ抜け出すと、右足アウトサイドで強烈な一撃を突き刺している。
ツイッター上には「なんて選手だ」「このアウトサイドキックは規格外」「完全にマスターしている」といった感嘆の声が続々。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」公式ツイッターも、「ルカ・モドリッチがスコットランド戦のゴールをトレーニングで繰り返す」と綴り熱視線を送るなど、クロアチアの英雄が誇るワールドクラスの技術がまたも反響を呼んでいた。