トッテナム、冨安獲得へ交渉開始と英メディア報道 「フルバックとしてより印象的」
「スカイ・スポーツ」が交渉開始と報道、パラティチSDが冨安獲りへ向けてアプローチ
プレミアリーグのトッテナムが、ボローニャの日本代表DF冨安健洋の獲得に向けて交渉を開始したと、英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。セリエAではセンターバックとサイドバックの“二刀流”で活躍する冨安について、英メディアは「フルバックとしてより印象的」と伝えている。
すでにACミランやアタランタといったイタリア国内クラブからの関心が伝えられていた冨安だが、英紙「ザ・サン」で現地時間26日にトッテナムとの交渉がまもなく開始すると報じられ、プレミアリーグ移籍の可能性が浮上。そして、同27日に「スカイ・スポーツ」が交渉開始の一報を伝えた。
同メディアによれば、ボローニャは冨安の移籍に1700万ポンド(≒2000万ユーロ/約26億円)を要求しているという。今季プレミアリーグで7位に終わったトッテナムは右サイドバックとセンターバックが補強ポイントとなっており、ボローニャでその2つのポジションを兼任する冨安はまさにうってつけの存在と言える。トッテナムは新指揮官選びが難航しているが、今季からスポーツディレクターに就任したファビオ・パラティチ氏が冨安獲得にアプローチをかけたという。
また、記事では冨安について「昨季、サイドバックとセンターバックでそれぞれほぼ同じ試合数をプレーしたが、おそらくアタランタ戦とウディネーゼ戦で得点を決めたように、フルバックのほうが印象的だった」と、得点にも絡んだサイドバックとしてのプレーに関心が寄せられている。
東京五輪での活躍も期待される22歳はプレミアリーグへとステップアップを果たすことになるのか。交渉の行方に注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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