アンチェロッティ新監督、神童ウーデゴールを“新たなハメス・ロドリゲス”として起用か
レアルでは定位置確保に苦しんでいるが、新指揮官の元でチャンス到来の可能性浮上
6年ぶりにレアル・マドリードの指揮を執ることが決まったカルロ・アンチェロッティ監督は、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールを“新たなハメス・ロドリゲス”として起用する計画があるようだ。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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ウーデゴールはオランダのヘーレンフェーンとフィテッセ、そしてレアル・ソシエダへの期限付き移籍を繰り返し、昨季はついにレアルトップチームでシーズン開幕を迎えた。しかし、ジネディーヌ・ジダン前監督の下では思うように出番が得られず、今年1月にはアーセナルへ半年間期限付き移籍した。
レアルで定位置確保に苦戦しているウーデゴールだが、アンチェロッティ監督就任でその立場に変化が起こりそうだ。マルカ紙は「イタリア人(アンチェロッティ)はウーデゴールを新たなハメスにする計画を持っている」と報じている。
記事では、ウーデゴールについて「ずば抜けた才能と視野の広さを持ち、試合に大きな変化をもたらす能力を持っている。ディフェンスのわずかな穴を見つける術も熟知し、セットプレーも高水準。22歳で伸びしろも十分」とそのポテンシャルを高く評価したうえで、「アンチェロッティの下で輝くために必要なものをすべて持っていることは疑いようがなく、アンチェロッティも彼のことを気に入っているようだ」と新体制で台頭する可能性を指摘。ウーデゴールと同じ左利きで、レアル、バイエルン・ミュンヘン、エバートンの3クラブでアンチェロッティ監督から重宝された“愛弟子”コロンビア代表MFハメスのように起用されるプランがあるという。
レアルで再びレギュラー争いに挑むウーデゴール。新監督の下で今度こそ不動のポジションを掴むことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)