指揮官探し難航のトッテナム、ウォルバーハンプトン元監督に接触 ジェラードは次善策か
トッテナムSDがヌーノ氏を高評価も、「決まったことは何もない」と英地元紙言及
ジョゼ・モウリーニョ元監督の後任探しが難航しているトッテナムは、ウォルバーハンプトンを退団したヌーノ・エスピリト・サント氏への接触を開始した一方で、レンジャーズのスティーブン・ジェラード監督も新たに候補として浮上しているという。英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じた。
トッテナムは今年4月にモウリーニョ元監督を解任。シーズン終了まではライアン・メイソン氏が暫定監督としてチームを率い、プレミアリーグを7位で終えていた。
新シーズンに向けて新監督探しを続けているが、マウリシオ・ポチェッティーノ監督(パリ・サンジェルマン)の引き抜きが失敗に終わると、その後もアントニオ・コンテ氏、パウロ・フォンセカ氏、ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏との交渉が立て続けに破談に終わっていた。
現在は、昨季限りでウォルバーハンプトンを退任したヌーノ氏に接触している模様だ。トッテナムのファビオ・パラティチSD(スポーツディレクター)がこのポルトガル人指揮官を高く評価しており、代理人のジョルジュ・メンデス氏とも良好な関係を築いているという。
ただし、「ロンドン・イブニング・スタンダード」紙によれば、ヌーノ氏との交渉で決まったことは何もなく、トッテナムは次善の策としてレンジャーズのジェラード監督の候補としてリストアップしているという。ジェラード監督はモウリーニョ氏解任直後にも候補の1人として伝えられてきたが、ここに来て再びその名前が浮上している。また、トッテナム内ではブライトンのグレアム・ポッター監督もお気に入りの1人だという。
二転三転するトッテナムの新指揮官選定の行方は、どのような決着を見るのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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