G大阪、4年ぶりのACL白星発進 ブラジル人FWコンビが豪快ヘッド、タンピネスに2-0勝利

先制点を決めたG大阪FWパトリック【写真提供:©AFC】
先制点を決めたG大阪FWパトリック【写真提供:©AFC】

ウズベキスタンでのセントラル開催、攻めあぐねるもパトリックとL・ペレイラが殊勲のゴール

 Jリーグのガンバ大阪は25日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ初戦のタンピネス・ローバーズFC(シンガポール)戦に臨み、2人の助っ人FWのゴールで2-0と勝利し白星スタートを切った。

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 4年ぶり10回目のACL出場となるG大阪は、グループHで全北現代(韓国)、タンピネス、チェンライ・ユナイテッド(タイ)と同居。新型コロナウイルスの影響により、ウズベキスタンでの集中開催となった。

 今季のJ1リーグで暫定17位と苦しむなか、ロコモティフ・スタジアムで行われたタンピネスとのACL初戦も重苦しい雰囲気のなかで進んでいく。押し気味にゲームを進めるものの、なかなか得点を奪えなかったG大阪だったが、前半26分にワンチャンスを生かす。敵陣左サイドで粘って縦へ突破したDF藤春廣輝が、左足でクロスを供給すると中央でFWパトリックが相手DFに競り勝ち、豪快なヘディングシュートを叩き込む。G大阪が待望の先制点を奪った。

 これで波に乗るかと思われたが、その後はタンピネスに攻め込まれる場面も作られるなど、1点差での攻防が続いていく。後半22分にはパトリックがネットを揺らすも、オフサイドの判定でノーゴール。同26分にはFW宇佐美貴史がミドルレンジからシュートを狙うも右ポスト直撃となかなか追加点を奪えない。

 決定力に課題を残したものの、ようやく同43分に左サイドからのクロスを途中出場のFWレアンドロ・ペレイラが決めて2-0。試合はこのまま終了し、白星スタートを切ったG大阪は、中2日の28日にグループ最大のライバルである全北現代との一戦に臨む。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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