今季9得点のリオ五輪代表のエース久保 ヤングボーイズと2020年まで契約延長

信頼を掴み今季限りの契約を4年更新

 リオデジャネイロ五輪代表のエースとして期待される男が、所属クラブと長期契約を結んだ。現地時間20日に、スイスのヤングボーイズはU-23日本代表FW久保裕也との契約を2020年まで延長したと発表した。

 久保は高校3年時の2011年に京都サンガでJリーグデビューを果たすと、13年夏の移籍市場で当時19歳の若さでヤングボーイズに完全移籍した。それからの3シーズンで、リーグ戦は90試合に出場し21ゴールを決めている。今季は29試合に出場し、自身最多の9ゴールを挙げ5アシストも記録。主力の一人として活躍した。

 久保の前契約は今季いっぱいで終了するものだったが、シーズン終了と同時に4年間の長期契約による延長となった。今季リーグ戦を2位で終えたヤングボーイズは、来季のUEFAチャンピオンズリーグ予備選3回戦から出場することが決まっている。

 クラブのWEBサイトでは、久保は「日本オリンピック代表チームの不可欠な選手であり、大きな役割を与えられてプレーしている」とも紹介されている。8月のリオ五輪本戦へ向け、足下をガッチリと固めたストライカーの活躍に期待がかかる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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