俊輔の古巣セルティック新指揮官にリバプール前監督が就任 「真の偉大なクラブの一員になれた」

昨年10月の解任後、無職となっていたロジャース氏を招聘

 スウォンジーやリバプールで指揮を執ったブレンダン・ロジャース氏は、元日本代表MF中村俊輔(横浜FM)や同MF水野晃樹(仙台)らが活躍し、今季スコットランドリーグ5連覇を達成したセルティックの新監督に就任することが決まった。昨年10月にリバプールから解任され、無職となっていた北アイルランド人指揮官は伝統ある名門クラブと1年契約を結び、新しい船出を迎えることになった。

 セルティックはすでに、今季限りでノルウェー人指揮官のロニー・デイラ監督の退任を発表していた。デイラ監督はリバプールのユルゲン・クロップ監督を敬愛し、攻撃的なフットボールを展開してリーグ5連覇のうち、2連覇を達成していた。しかし、UEFAチャンピオンズリーグやUEFAヨーロッパリーグでは結果を残せなかった。128年の歴史があるクラブのファンを満足させることはできなかった。

 ロジャース氏はクラブ公式サイトで、就任の喜びを語っている。

「セルティックの監督になることができて本当に嬉しく思っている。これは純粋に私にとって大きな栄誉。私は人生で常にセルティックのことを追っていた。このファンタスティックな機会を与えられたこと、真の偉大なクラブの一員になれたことで私の夢が叶った」

 10年から指揮を執ったスウォンジーで魅力的なパスサッカーを展開。チャンピオンシップ(2部)からプレミアに昇格後もリーグを席巻した。リバプールではタイトルに手が届かずに解任の憂き目に遭ったが、スコットランドの名門で再起を図る。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング