「目が覚める」 コロンビアFWのアクロバティック弾に海外注目「壮観なバイシクル」
ブラジル相手に1-2と逆転負け、先制点を決めたディアスのバイシクル弾が話題に
コロンビア代表は現地時間23日、コパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ第4戦でブラジル代表と対戦し、1-2で敗れた。この試合で先制点を決めたコロンビア代表FWルイス・ディアスのバイシクル弾について、海外メディアが「目の覚めるような壮観なバイシクル」と称賛している。
勝ち点4で2位につけているコロンビアは、勝ち点6で1位のブラジルとの首位攻防戦に挑んだ。試合序盤はブラジルに押される展開が続いたが、前半10分に素晴らしいゴールが生まれる。中央でボールを持ったFWドゥバン・サパタが右サイドへ展開し、サイドに張っていたMFフアン・クアドラードがパスを受けた後にクロスを上げる。ボールはゴールを横切り、ファーサイドに走り込んできたディアスの頭上へ。体を倒しながら両足で踏み切り、ジャンプしながら右足で合わせると、ジャストミートしたボールはゴール左隅に突き刺さった。
このアクロバティックな先制ゴールについて、英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「目の覚めるような壮観なバイシクルでコロンビアがブラジル相手に先制」と見出しを打ち、「フアン・クアドラードのクロスからディアスが壮大なバイシクルシュートで得点し、チームはブラジルに1-0でリードした」と取り上げている。
前半を1-0で折り返したコロンビアは、ブラジルに主導権を握られながらも耐えていたが、後半33分にFWロベルト・フィルミーノに頭で決められ同点に。そして1-1のまま終了すると思われた同アディショナルタイム10分、FWネイマールの左CKからMFカゼミーロに頭で押し込まれ、土壇場で逆転を許し1-2で敗戦を喫した。
敗れたコロンビアは3試合勝利がなく、他チームより1試合消化が多いなかで同じ勝ち点4のペルーを得失点差で上回り暫定2位。悔しい敗戦となったものの、グループBの4位以内を確定させ決勝トーナメント進出を決めている。