「和製カカ」超え…闘莉王が田中碧を絶賛 歴代“名手3人”に匹敵する才能とは?

闘莉王氏が田中碧を大絶賛【写真:Getty Images & 闘莉王TV】
闘莉王氏が田中碧を大絶賛【写真:Getty Images & 闘莉王TV】

「闘莉王TV」で田中碧を特集…遠藤保仁、中村憲剛、長谷部誠を引き合いに称える

 ドイツ移籍の可能性が高まっているU-24日本代表MF田中碧は、すでに川崎フロンターレからの離脱が発表されている。東京五輪でもチームの心臓としての活躍が期待されるなか、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は歴代日本代表の中盤を支えた3人の名手と比較。かつて「和製カカ」と呼ばれていた時代のMF長谷部誠(フランクフルト)を凌ぐという、ある“才能”を評価している。

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 闘莉王氏は自身の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」で、東京五輪代表の司令塔として期待される田中碧を特集。そのなかでは、ベスト16に進出した2010年南アフリカ・ワールドカップで共闘した3人の名手の名前を引き合いに出している。

「簡単に(ボールを)さばいて、簡単にゲームをコントロールする。遠藤(保仁)、あるいは中村憲剛のような選手」

 田中のゲームメーク力の高さについては、Jリーグ最多出場記録を誇る稀代のマエストロ、MF遠藤保仁(ジュビロ磐田)と川崎の先輩である中村憲剛氏を想起させると指摘した。そして、ファイナルサードに飛び出すオフェンス面に関しては、「前に出て行く、前に飛び出して行くタイミングはレッズにいた頃の長谷部のような持ち味を持っている。ハセよりもちょっとシュート力がある。オフェンスのセンスがある」と語った。

 現在はフランクフルトで、攻守のつなぎ役としてボランチやリベロで活躍する長谷部だが、闘莉王氏がチームメートだった浦和時代はドリブル突破と攻撃センスを武器にしており、当時のブラジル代表“名手”のプレースタイルに似ていたことから、「和製カカ」とも呼ばれていた。

 若き日の長谷部を超える攻撃センスを備えていると高く評価するなど、闘莉王氏ならではの視点が光る最新回となっている。

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