ミランの新鋭アタッカー争奪戦にドルトムントも参戦へ 来季香川とホットラインを築くか

レスターやヴォルフスブルクも獲得を狙うニアングに白羽の矢

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、ACミランのフランスU-21代表FWエムべイエ・ニアングの獲得に興味を示している。ヴォルフスブルクやプレミア王者レスター、トットナムらが狙うとされる人気銘柄だけに争奪戦は必至だが、前線強化のために21歳のストライカーに白羽の矢を立てた。独サッカー情報サイト「Fussball Transfer」が伝えている。

 リバプールが元イタリア代表FWマリオ・バロテッリとの交換トレードというオファーを送ったと報じられるなど、ニアングは欧州中から注目を集める存在となっている。今季は右足中足骨の骨折で出遅れたが、セリエAで16試合出場5得点をマーク。2月末にガールフレンドの運転する乗用車で壁に激突する交通事故に遭い、左足首などに重傷を負ったが、現在は練習に復帰している。シニシャ・ミハイロビッチ前監督時代のミランでは2トップの一角を担い、リーグ中盤戦で好調だったチームをけん引した一人だったが、クラブ首脳陣の評価はそれほど高くないという。

 英プレミア勢から高く評価されているニアングだが、ドイツでの評価も高いという。レポートによれば、ドルトムントのほか、昨シーズンはリーグ2位、DFBポカールで優勝と好成績を残しながら、今季はリーグ8位に終わったヴォルフスブルクがチーム再編の一環としてニアングに興味を示しているという。

 

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