「恥ずべきこと」 ブスケッツ、元オランダ代表MFの“スペイン批判”に反論
ファン・デル・ファールト氏が低調なスペインを酷評「スペインはひどい」
バルセロナのスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツが、欧州選手権(EURO)でのスペイン代表を酷評した元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏の発言に不快感を示し、「一瞬の名声のために、あのようなことを言うのか理解できない」と反論した。
2008年、12年大会でEURO連覇を成し遂げたスペインだが、今大会はスウェーデン戦(0-0)、ポーランド戦(1-1)と2試合連続ドローと足踏みで、グループ最終戦のスロバキア戦(現地時間23日)の結果次第では敗退の可能性がある。
そんな低調なスタートを切ったスペイン代表について、かつてレアル・マドリードやトッテナムなどで活躍した元オランダ代表MFのファン・デル・ファールト氏が、「スペインはひどい。我々(オランダ代表)は彼らと対戦することを願っている」と酷評。このコメントには、アトレティコ・マドリードのスペイン代表MFコケが反発するなど物議を醸していた。
そして、スペイン代表の司令塔ブスケッツもファン・デル・ファールト氏の発言に不快感を示している。スペイン紙「マルカ」によれば、ブスケッツはイタリア放送局「メディアセット」で次のように話したという。
「あのような形容詞を使ったら、すべての意味がなくなる。元選手である彼が、一瞬の名声や名誉のためにあのようなことを言うのが理解できない。恥ずべきことだと思う」
解説の立場でスペインを批判したファン・デル・ファールト氏。しかし、そのストレート過ぎる物言いが波紋を大きく広げているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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