「プレゼントゴールを逃す」 アルゼンチンFWアグエロの決定機逸に海外注目

パラグアイ戦に出場したFWセルヒオ・アグエロ【写真:ロイター】
パラグアイ戦に出場したFWセルヒオ・アグエロ【写真:ロイター】

アルゼンチンはパラグアイ相手に1-0で勝利、アグエロの決定機逸が話題に

 アルゼンチン代表は現地時間21日、コパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ第3戦でパラグアイ代表と対戦し、1-0で勝利した。この試合の開始早々、相手のパスミスからの決定機を外したFWセルヒオ・アグエロのミスについて海外メディアが注目している。

 第1節のチリ戦を1-1で引き分け、第2節の強豪ウルグアイ戦を1-0で下したアルゼンチンは、パラグアイ戦の序盤から猛攻を仕掛けると前半7分、アグエロにビッグチャンスが到来する。ペナルティーエリア(PA)手前で味方からパスを受け、そのままゴール前へ持ち込もうとしたボールは一度クリアされるも、真上に上がったボールに対するクリアミスからアグエロの元へ。胸でワントラップ後、反転しながらシュートを放つも上手くミートできず、シュートはふわりと枠外へ飛んで行った。

 決定機を外したアルゼンチンだったが、その2分後に先手を取る。ハーフウェーラインでボール持ったFWリオネル・メッシがドリブルで運び、右サイドのFWアンヘル・ディ・マリアへパス。ディ・マリアはカットインをし、シュートフェイントから裏に抜け出したMFアレハンドロ・ゴメスへスルーパスを選択。ゴメスは冷静にGKとの1対1を制した。

 その後もアルゼンチンの猛攻は続き、前半のうちに数多くのチャンスを作るが追加点を奪えずに1-0で試合を折り返す。後半に入ってもボールを保持し、試合を優位に進めるも2点目を奪えず、逆にパラグアイにチャンスを作られたが、ゴールを割らせなかった。試合はこのまま終了し、アルゼンチンが連勝を飾った。

 そんななか、アグエロの決定機逸について海外メディアが注目している。英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「アグエロがパラグアイ守備陣からのプレゼントゴールを逃す」と見出しを打ち、「アグエロは今大会での初スタメンだったので、おそらく錆びていたのだろう」と取り上げている。

 アルゼンチンは2試合連続1-0で勝ち切る勝負強さを見せ、負けなし(2勝1分)で準々決勝へ進出。グループ最終節ではボリビアと対戦する。

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