森保監督、ドリブラー三笘薫の“局面突破”に期待 「スぺシャルなものを持っている」

東京五輪での活躍が期待されるMF三笘薫【写真:Getty Images】
東京五輪での活躍が期待されるMF三笘薫【写真:Getty Images】

個での局面突破と守れる強さ、チームのために走って戦える点を重要視

 東京五輪に出場するU-24日本代表は22日、本選に臨むメンバー18人を発表。森保一監督は「この強さを持っている」点を重視したことを明かしており、その代表格であるMF三笘薫(川崎フロンターレ)について、「勝利を届けられるプレーをしてほしい」と期待を寄せた。

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 森保監督は2017年10月、A代表に続き、兼任で五輪代表の監督に就任。以降、東京五輪世代の選手のべ90人を代表活動に参加させ、メンバー選考を進めてきた。

 6月シリーズでA代表に0-3で敗れたが、その後はU-24ガーナ代表に6-0、ジャマイカA代表に4-0と勝利してこの日のメンバー発表を迎えた。

 オーバーエイジ枠で参加していたDF吉田麻也(サンプドリア)、DF酒井宏樹(浦和レッズ)、MF遠藤航(シュツットガルト)をはじめ、MF久保建英(ヘタフェ)やMF堂安律(ビーレフェルト→未定)ら主力が順当に選出された。

 森保監督は選考基準について、「まずは個で局面を打開できる、守れる強さを持っていること。プラス、個の強さを持っていながらチームのため、仲間のために走って戦える選手を選ばせてもらった」と明かしている。久保や堂安らと並び、個のプレーで期待されるのが、プロ2年目で独特のドリブルを持ち味とする三笘だ。森保監督も記者会見で、新進気鋭のアタッカーへの期待を口にした。

「三笘に対する期待は、個で局面突破できるスペシャルなものを持っている。五輪の舞台でもそれと攻守に貢献してもらい、勝利を届けられるプレーをして欲しい」

 4年に一度の祭典で三笘がどんなプレーを見せるのか、自国開催での金メダル獲得を目標に掲げる日本にとっても大きなポイントになるだろう。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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